カエルの王子様
「今は元の姿に戻る事が、
大切かもしれません。
マリーの事を想っているのなら、
今の姿でも言ってあげて?」


「モナ様。」


「本当はスター王国の王は
バン貴方なのにね。」


「いいんです。」


「けど元に戻ったら、
他の家臣はストライキを起こし、
貴方が王になる可能性すら
ありえます。」


そうかもしれない。
けどマリーと一緒にいたい
俺には決断を考えるだろう。


俺はモナと一緒に、
深い眠りについた。
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