カエルの王子様
翌日城に向かうと、
スキーとヨーサーが出迎えに
出ていた。


「ようこそ。」


ヨーサーの笑顔に
モナの顔が引きつっている。
俺はモナのポケットから
彼女を見つめていた。


まさか驚くだろうな?
俺がカエルの姿になって、
ここに戻ってきたのは。


あいつ等を倒すには、
自分の姿を元に戻す事が、
何よりも先である。
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