カエルの王子様
俺は出て行くことも出来ず、
じっと我慢をしていると、
ケンヨウが入ってきた。


「お茶でございます。」


「ありがとう。」


モナはケンヨウにメモを
渡すようにお願いをした。
そしてメモを受け取った
ケンヨウは少し驚いた。


「何ようで?」


モナの耳元で囁いた。
ちょうどスキーとヨーサーが
いないこともあって、
モナはポケットに指を指した。


俺が出て行くと、
ケンヨウは少し驚いたが、
直ぐに俺と分かった。
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