カエルの王子様
「もう少し減らせば?」


「減らしてどうするの?
融資をしているからこそ、
アルパンの情勢が安定を
しているのです。」


そう言って釘を刺す、
ヨーサーに俺は何かあると、
感じていた。


早くケンヨウと、
直接会って話をしたい。
俺の苛立ちは抑えてばかり。


「あまりアルパンに援助を
していると、
こちらの懐も大変です。」


スキーが言った言葉に、
ヨーサーの顔は引きつった。


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