カエルの王子様
ようやく開放されたモナの、
顔は疲れ切っていた。


「大丈夫?」


「ええ。
心配してくれてありがとう。」


「かなりの融資を
受けているのか?」


「ええ。
父は喜んでいるけど、
財政が悪化するのは、
仕方ない事なのです。」


「何故そんなにアルパンは、
財政が悪化している?」


モナはため息交じりで、
俺に言ってきた。
< 98 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop