甘々極上不良彼氏
――ガラガラッ
「……ふっ、一番乗りか。さすがあたしだぜ」
あたしは自席に座り、参考書を開きはじめた。
医者になるがために一生懸命なんだ。
なんで医者になりたいかって?
それは、咲哉の事を簡単に諦めてしまった医者が許せなかったから…。
だからあたしは医者になって1人でも多くの命を守りたいとおもった。
だから医者を目指している。
ベタな展開もだけど、あたしには立派な夢だ。
「なにこの問題……。」
数学の問題でわからない問題がでてきた。
「仕方ねぇな…聞いてくるか……」
あたしは数学の先生に聞こうと思い、職員室に向かった。