君想い
いち



―――っい



――――おいっ




「はいっ!?」




あたしが顔を上げると周りが笑い声に包まれた。



な…何が起きたの…?




「…ばーか。」




前の席に座ってるあいつが馬鹿にした。




「高橋…お前はよく俺の授業で寝るな?余裕なのか?」




やっと状況を理解した。



この状況…かならヤバい。
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