君想い
さん



目を開くと独特の臭いが鼻についた。



…保健室?




「あ…起きたか?」




「弥生…。」




ベッドのそばには弥生が座っていた。




「泣き疲れて、気失うかよ…。」




気失った?




「あ…弥生、授業は?」




授業に出ないと弥生の内申が…。




「昼休み。ちゃんとお前が寝てる間は出たから。」




…弥生がここまで優しいなんて///
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