君想い



自分から誘っておいて…。



すると電話の向こうで笑い声がした。




『ばーか。嘘だよ。』




行ってくれるんだ。




『日曜の夕方5時に家に迎えに来るよ。』




電話を切った後、妙にテンションがおかしくなった。



あたし…弥生が好き?



まさかね…。



恋したことないからわかんないや…。



どうしてあたしは弥生の異変に気が付かなかったんだろう。



あたしはただただ浮かれてたんだ。
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