君想い



もう弥生は考えを変えない。




「夕紀、ごめんな?」




何で弥生が謝るのよ。



謝られたらあたし何て言えばいいかわからないじゃない。




「夕紀…愛してる。」




弥生はあたしに軽くキスして、家を出た。



あたしは弥生が出て行ったドアを見つめた。



弥生…好きだよ。



あたしだって…



あたしだって…



弥生を愛してるんだよ。



愛しすぎてるんだよ。
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