君想い



ドアを見つめ続ける。



弥生が戻ってくるわけないのに…。




「弥生…。」




名前呼んだって戻って来ないのに。




「弥生ぃー…。」




あたしは溜まっていた涙が溢れ出した。



弥生はあたしを"愛していた"



あたしも弥生を"愛していた"



たった15歳のあたしたちの



真剣な恋愛だった



あたしは大切な人を失った。
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