―冷心―レイシン
ギュッ
あたしはそっと抱きしめられた。
「俺、、何も出来ないかもしれない・・・でも俺でよければなんでも聞くから。。」
意味わかんない。
「やめて。離して。」
そう冷たくいい放った。。
「でも!!」
「離してって言ってるじゃない。」
あたしは少し大きい声で言った。
「たとえあんたに話しても何も変わらない。あんたにあたしの気持ち、わかるわけない。」
「俺がお前の心、温めてやる」
「そんなの出来る訳ない」
そいつは凄く傷ついた顔をしていた・・・
何勝手に傷ついてんの?
この間あったばっかりなのに。