―冷心―レイシン
自暴自棄
愛side
「・・・」
馬鹿みたい。
あたしは今あるファミレスの前にいる。
そこにはいかにも仲が良さそうに笑顔で話す優人と女の人がいた。
女の人は茶髪の長い髪でパーマをかけている姫系のかわいらしい人だった。
『俺を信じてくれ』
こんな言葉・・・
簡単に言えるよね。
少しでも信じようとしたあたしが馬鹿だった。
あたしの心の中の光が少しずつ消えていくのがわかる。
もう誰も信じない。
人は人を...
自分以外の人間を本当に愛する事なんて絶対にできない。
結局は自分が1番。