―冷心―レイシン
キーンコーンカーンコーン
「はぁ~やっと終わったぁ!!!」
みんなが急に騒ぎだす。
私も帰ろ、、、
帰り道はいつも1人。
まわりはカップルや友達同士で帰る人ばかりだ。
私も早く帰ろ。
「ねぇーねぇー」
振り向くと金髪のチャラい男3人。
「君かわいいね。俺らと遊ばない?」
「キモい。消えてくれるかな」
「おっ!怒った顔もかわいいじゃん♪」
はぁ~、、、
本当にうざいわ
私は無視して歩き出した。
「ちょっと~無視しないでよ♪♪」
ガシッ!
思いっきり腕を掴まれた。
殴ろうと思って振り返った瞬間、、、
「ちょっと!何してんだよ!嫌がってるだろ」
「はぁ?遊んでんだよ」
「えっ遊んでたの?」
「馬鹿じゃないの」
「遊んでないってよ」
チッ
そうしてチャラ男たちは舌打ちして帰って行った。