GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
「どう…して?」
『その龍の命は
…ここに眠るべき命。
私がもらい受けましょう。』
「なんで……?
私はこの龍の命を助けて欲し……」
願いを遮り、突き刺すように言葉を告げたのは宝珠。
『宝珠使い、龍使い。
その卵を孵してはなりません。
こちらへ。』
透けるような白い手のひらを差し出す宝珠にリュウはたまらず口を開く。
「そうやって。龍の絶滅に一躍かったわけだ。
とんだ世界の守護者だな!」
声は低いが、リュウは怒りに震えながら言葉を告げた。
真っ直ぐに宝珠の蒼い目を見ながら。
『……この世界は…我ら宝珠に護られ存在し、
世界を護りし宝珠を人が護り、
宝珠の祈りで人は命を保った。
龍は………』
宝珠の虚ろだった眼が、突然冷たい光を放ち、刺さるような視線をヒナたちに向ける。
『だか、龍は人を護ることにより、人のおごりを生みだし、
やがて宝珠に牙を向く人に龍は加担した……』
『世界の3種族のバランスが崩れ、起こったのが、黒い月の影の出現…
それが古の光暗戦争のもう一つの謂われ。。』
『その龍の命は
…ここに眠るべき命。
私がもらい受けましょう。』
「なんで……?
私はこの龍の命を助けて欲し……」
願いを遮り、突き刺すように言葉を告げたのは宝珠。
『宝珠使い、龍使い。
その卵を孵してはなりません。
こちらへ。』
透けるような白い手のひらを差し出す宝珠にリュウはたまらず口を開く。
「そうやって。龍の絶滅に一躍かったわけだ。
とんだ世界の守護者だな!」
声は低いが、リュウは怒りに震えながら言葉を告げた。
真っ直ぐに宝珠の蒼い目を見ながら。
『……この世界は…我ら宝珠に護られ存在し、
世界を護りし宝珠を人が護り、
宝珠の祈りで人は命を保った。
龍は………』
宝珠の虚ろだった眼が、突然冷たい光を放ち、刺さるような視線をヒナたちに向ける。
『だか、龍は人を護ることにより、人のおごりを生みだし、
やがて宝珠に牙を向く人に龍は加担した……』
『世界の3種族のバランスが崩れ、起こったのが、黒い月の影の出現…
それが古の光暗戦争のもう一つの謂われ。。』