GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
「…行けるわけないだろ!!」
こうは地面を転がるように間一髪、ユイの炎を避け、リュウに叫ぶ
「だまれ!!あるんだろ!お前が行くべき理由が!!
今行かなくて後悔してもいいのか!?」
リュウもこうに負けじと声を張り叫んでいた。滅多に感情を現さなかったリュウの剣幕にこうは一瞬たじろぐ。
「…あいつらは大丈夫だ。」
「…。」
〜オレは…このままじゃ…〜
ヒナはオレを見てる。
真っ直ぐに。
〜なんで、そんな顔してんだよ…〜
ヒナは不安そうにこうを見ていた。
足を止め、顔は表情を作って動かない…
心だけがあちこち駆け回る
そんな表情だった
〜アイツを1人にして、もう大丈夫か…?〜
こうはヒナの後ろに幼いあの日と、あの『約束』を思い返していた
〜今のアイツはジュンもリュウもいる…
あいつらなら、ヒナを任しておける〜
〜だけど、アイツをこの先、サマル達から守ってやるのはオレなんだよ!
…オレがこの手で…!
…だから!〜
「リュウ。あいつを頼む!!」
「ああ!」
リュウの力強い返事に、頷き、こうは聖龍剣を空高く掲げた。
蒼空に冠する星に届くように。
高く、高く………
こうは地面を転がるように間一髪、ユイの炎を避け、リュウに叫ぶ
「だまれ!!あるんだろ!お前が行くべき理由が!!
今行かなくて後悔してもいいのか!?」
リュウもこうに負けじと声を張り叫んでいた。滅多に感情を現さなかったリュウの剣幕にこうは一瞬たじろぐ。
「…あいつらは大丈夫だ。」
「…。」
〜オレは…このままじゃ…〜
ヒナはオレを見てる。
真っ直ぐに。
〜なんで、そんな顔してんだよ…〜
ヒナは不安そうにこうを見ていた。
足を止め、顔は表情を作って動かない…
心だけがあちこち駆け回る
そんな表情だった
〜アイツを1人にして、もう大丈夫か…?〜
こうはヒナの後ろに幼いあの日と、あの『約束』を思い返していた
〜今のアイツはジュンもリュウもいる…
あいつらなら、ヒナを任しておける〜
〜だけど、アイツをこの先、サマル達から守ってやるのはオレなんだよ!
…オレがこの手で…!
…だから!〜
「リュウ。あいつを頼む!!」
「ああ!」
リュウの力強い返事に、頷き、こうは聖龍剣を空高く掲げた。
蒼空に冠する星に届くように。
高く、高く………