GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
光指す道、闇の中へ
………………………………
こうは、いつも側で見ていてくれた。
何をするわけじゃなく。
別にずっと側についててくれるわけじゃなく。
話す言葉だって多くないし。
2人とも、素直なわけじゃない…
………ただ………
見ててくれた。
手が届く場所で。
………………………………
「こう!?」
「ヒナ!よけて!!」
光と共に消えたこうの余韻に目を奪われていたヒナにユイの攻撃が襲いかかった
「!!」
ジュンの放つ水泡によって間一髪、ヒナに触れる前に炎の縄は断ち消された
「…あたし……」
ヒナは動けずにいた。
その表情は堅い。
一番そばにいた…
本人が気付かずとも、一番頼りにしていた者が
急に自分の前からいなくなる…
そんな経験は今までにない
〜私、今どんな顔?〜
〜この感じはなに…?〜
ジュンは瞬時にヒナの想いを悟り、手を差し出す
「いいから。ヒナは後ろにいて。こいつはなんとかするから…」
ジュンの暖かい手に促され、ヒナは後ろへ後ずさる。
こうは、いつも側で見ていてくれた。
何をするわけじゃなく。
別にずっと側についててくれるわけじゃなく。
話す言葉だって多くないし。
2人とも、素直なわけじゃない…
………ただ………
見ててくれた。
手が届く場所で。
………………………………
「こう!?」
「ヒナ!よけて!!」
光と共に消えたこうの余韻に目を奪われていたヒナにユイの攻撃が襲いかかった
「!!」
ジュンの放つ水泡によって間一髪、ヒナに触れる前に炎の縄は断ち消された
「…あたし……」
ヒナは動けずにいた。
その表情は堅い。
一番そばにいた…
本人が気付かずとも、一番頼りにしていた者が
急に自分の前からいなくなる…
そんな経験は今までにない
〜私、今どんな顔?〜
〜この感じはなに…?〜
ジュンは瞬時にヒナの想いを悟り、手を差し出す
「いいから。ヒナは後ろにいて。こいつはなんとかするから…」
ジュンの暖かい手に促され、ヒナは後ろへ後ずさる。