GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
『な!ばか!自分の力をわきまえ……』
「!」
デスターの言葉を打ち消すかのように
こうは力をこめて剣を振り上げた
「っく!?」
ガクン!!
こうの体がふらつき、闇駒の姿が揺れた
『それ見ろ!言わんこっちゃない!』
慣れない闘いや、経験したことのない
正と死の極度に緊張したこの場に少年
の神経は限界を迎えていた。
腕や足から血の気がひくように力が抜け
ていくのを感じる
~くそ…なんでなんだよ…!~
『ナンダ?』
闇駒は先程の技に警戒しながらも一歩
踏み出し、構えをとる
気持ちだけが焦りと悔しさで焼けそうに
目の前の敵に牙をむいていた。
『退け!剣を横なぎにはらえ!オレが
手伝う』
「くそ!!」
~悔しい!オレ1人じゃなにもできねー
のかよ!!~
ゴォッ!!!
『ナンダ!?』
『前ガミエナイ!』
聖龍剣をデスターが叫ぶように横なぎ
にはらうと地に衝突した聖龍の爪が
石つぶてや視界を遮る砂ぼこりや影になった
………………………………………………
『ナ!イナイ!』
砂塵の後は誰もいない崖上の風景が広がっ
ていた。
「!」
デスターの言葉を打ち消すかのように
こうは力をこめて剣を振り上げた
「っく!?」
ガクン!!
こうの体がふらつき、闇駒の姿が揺れた
『それ見ろ!言わんこっちゃない!』
慣れない闘いや、経験したことのない
正と死の極度に緊張したこの場に少年
の神経は限界を迎えていた。
腕や足から血の気がひくように力が抜け
ていくのを感じる
~くそ…なんでなんだよ…!~
『ナンダ?』
闇駒は先程の技に警戒しながらも一歩
踏み出し、構えをとる
気持ちだけが焦りと悔しさで焼けそうに
目の前の敵に牙をむいていた。
『退け!剣を横なぎにはらえ!オレが
手伝う』
「くそ!!」
~悔しい!オレ1人じゃなにもできねー
のかよ!!~
ゴォッ!!!
『ナンダ!?』
『前ガミエナイ!』
聖龍剣をデスターが叫ぶように横なぎ
にはらうと地に衝突した聖龍の爪が
石つぶてや視界を遮る砂ぼこりや影になった
………………………………………………
『ナ!イナイ!』
砂塵の後は誰もいない崖上の風景が広がっ
ていた。