GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
「…もう!心配させて。」
「……ヒヤヒヤしたぞ」

リュウとヒナはホッとした表情でこうを迎えた。

「幻に気を取られてるうちにリュウの鳥から上空攻撃作戦!!
イチかバチかだったけど、なんとかなったな」

こうも安堵の表情でニッと笑う。


『なんで…なんでわかったんだよ!』

デスターは悔しさをあらわにして地団駄を踏みこうに向け叫んだ。


「…鍵の場所…碑文にあっただろ?
『デストロスの腕の中』
あれ、おまえのことだろ?名前似てるし。」


『…………。』
デスターは図星だったのか下を向いた。

「こう、冴えてる!!」
「だてに学級委員じゃねーぞ!」
「がっ…キュ??」
「あ、いいよ、リュウ反応しなくて」


『あ〜あ。取られちゃった〜』

デスターは開き直るかのように空を仰いだ。

『ボクは13番目の宝珠。影のデスター』

「13?宝珠は12人しかいないんじゃ?」

その質問には答えず、デスターは続ける

『………あげるよ、鍵。
真実はにーちゃん達に見せてあげるよ。
それと。宝珠の力もね。ねーちゃん、本出して』
言われた通り本を出すと即座にデスターは光を投げた。

「!!」
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