GENERATION!!〜双子座星の軌跡〜2
辺りは先程浮遊していた光る塵が霧のように漂っていた。
陽の光に反射する、その塵はリュウの目を細めさせた。


「それにしても…この塵はなんだ…??」

その光る塵は森の奥にいくにつれ、濃く、光も強くなっていった。

塵は空中に浮遊するかと思うと、その場にある草木に付いて、また光っている。


「………………??」


じっと、しばらくその塵を見ていたリュウはあることに気付いていた。

「………なん………だ?」

その塵は、草木を急速に、目に見えるほど成長させていたのだった。
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