ビー玉の瞳
きっとアンドウ君も他の子と同じようにつまんなそうな顔をして行ってしまうんだろうな
そう考えると悲しくなった。
でもアンドウ君は違ったんだ。
ボクの前の席に座って、あの場面がよかったなどと語りだした。
ボクもその場面が1番好きだったことで気楽に話せて、ボクたちは友達になったんだ。
それからアンドウ君は毎休み時間ごとにボクの前の席に座り、ボクと話してくれた。
ボクはとてもとても嬉しかった。