恋愛小説家のススメ!
私はパソコンを立ち上げ、輝羅のHPを見た。

プロデビューしたのはつい最近。

蘭雅が高校を卒業したのと同時だったらしい。

しかも…今、ちょっとおもしろい企画をしていた。

歌詞を募集しているのだ。

曲はできていて、歌詞を応募して、メンバーが気に入ったのを選び、それをCD化するという企画だ。

曲を聴いてみると、アップテンポで良い曲だ。

コレを聞きながら、歌詞を書いて、応募する―中々おもしろそうだ。

テレビを消し、私はペンとメモを手に取った。

そして何度も何度も曲を聴きつつ、歌詞を書いていく。

気に入らなかった文字はペンで塗りつぶし、破ってその辺に捨てた。

その作業を繰り返し、1時間後。
< 102 / 127 >

この作品をシェア

pagetop