恋愛小説家のススメ!
「へ~」

「まあ里桜くんは興味が無いかもしれないな。何せ恋愛小説だから」

「んぐっ」

ぱっパンがノドのおかしなところにっ…!

「確かペンネームが…『REN』だったか?」

「ごほっ!」

流し込もうと飲んだジンジャーエールが、またヘンなところにっ!

「短編小説集を書いているらしい。まあ僕は読んだことないんだが、かなりおもしろいらしい」

「ふっフーン」

ごほごほっ言いながら、私は興味の無いフリをした。

「でも今度読んでみようかと思ってる。かなり人気があるみたいだしな」
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