恋愛小説家のススメ!
「相変わらずしつけが行き届いているわね」
「それはどうも」
桂木は立ち上がり、私の向かいに腰をかけた。
「それで? 柊がどうかした?」
「あっああ。そのケータイ小説のことだけど、生徒会はどうするつもり?」
「どうするつもりとは?」
「全校生徒に薦める気かと聞いている」
「うん…」
桂木には珍しく、言葉を濁した。
そしてカップを手に取ったので、私も紅茶を飲む。
…うん、美味い。
「里桜は読んでみた? 例の小説」
「それはどうも」
桂木は立ち上がり、私の向かいに腰をかけた。
「それで? 柊がどうかした?」
「あっああ。そのケータイ小説のことだけど、生徒会はどうするつもり?」
「どうするつもりとは?」
「全校生徒に薦める気かと聞いている」
「うん…」
桂木には珍しく、言葉を濁した。
そしてカップを手に取ったので、私も紅茶を飲む。
…うん、美味い。
「里桜は読んでみた? 例の小説」