恋愛小説家のススメ!

授業中では…

今は国語の授業中。

私は授業を真面目に受ける。

何故なら、学校以外で真面目に勉強したくないから。

ここで知識をギッチリ詰め込んで、後はプライベートタイムでゆっくりするのが私の生き方。

でも…周囲の行動が気になる。

教科書をタテにするか、あるいは机の中で。

クラスメイト達はケータイを操作している。

まあメールを打っている者もいるだろうけど、チラッと見ると…私の小説を読んでいる人もいる。

…何故、こんなことに。

と、思わずにはいられない。

「コラッ! 何をしている!」

びくっと体が震えた。

わっ私では無かったケド、心臓が痛い。
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