短編集


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凛たちとは途中で別れた。

坂道を登り、住宅地に入る。

家のすぐ近くで工事をやっていた。

大きな穴の隣に名前がわからない薄いグリーンの大型の機械があり、その周りをロープで囲っている。

その前後に、『危険!工事中』という標識置いてある。

夜になると光るヤツだ。


「ただいまー」

鍵で玄関のドアを開ける。

ドアをぱたんと静かに閉め、鍵をかける。

ランドセルを片付た後とりあえず、宿題をするためリビングにいく。

結局、うたた寝を2時間程度してしまい、宿題は進まなかった。


「‥‥ん、風呂に入るか‥‥」


夕飯にはシーフードのドリアン作った。

食洗機をつかうには、ものが少なすぎるので、手洗いで皿を片付けた。

その後は、残っている宿題をこたつでし、漫画を読む。

ぼーっとしていると、時間が過ぎるのは早いものだ。

はっとするといつの間にか次の日になっていた。


「やばっ!!明日も学校なのに!!」


途中でうたた寝をしていたらしく、少し焦る。

いつもは起きてないような時間。

2時半だったのだ。

自分の部屋に行き、電気をつける。



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