まーくんの部屋
お家へ帰ろう
朝起きて、伸びをして
起き上がって横を見ると、まだ寝てる人がそこにいる。
その顔は安らかで、たまに険しい顔の日もあるけど
どんな朝も、胸がほっこりしてしまう。
言い表しにくいけど、なんとなく
幸せな気持ちになる。
というのも、こんな気持ちを感じ始めたのはこの間、
まーくんが私の永住権を認めてくれた日から。
私は、確実な寝床をゲットした。
その安心感からか、毎朝
“なんとなく幸せ” を感じながら朝を迎えてる。
まーくんはまだ起こす必要もないから、一人でそっとベットを下りた。
トイレに入って、ぼーっと真正面の壁を見た。
寝起きの、まだ動き始めていない脳。
いつまでもぼーっとできる。