悲しみに暮れようぜ。

だけどそれの一時は短い。
俺たちの関係は他には知られてはいけないため
人が教室に入ってきたら終わってしまう。
たった10分だけの会話。
だから夢中になって話していると
足音に気付かずに他の人が俺たちの関係を知ってしまう。
一回、そういう事があり
バレて彼女はその男から暴力を受けた。
そのとき俺もその男に“近付くな”と脅された。

< 25 / 44 >

この作品をシェア

pagetop