カッコよくなった王子様
「ううん。こう見えて昔から体系の事気にしてたし。病気じゃないから。俺メッチャ元気だし。」







真弥は、俺が病気じゃない事を安心したのか、すごくホッとしていた。






『昔、大希に太ってるって言っちゃってごめんね。やっぱり気にしてたんだよね。ほんとにごめんね!!』






そんなのぜんぜん気にしてなかったのに。




「いいよ。そんなに気にしなくて。」






『うん・・・さっきから質問ばっかだけど、大希はなんで、こっちに転校してきたの?』








ほんとにさっきから質問ばっかりだなぁ。









まぁ、真弥は聞く気持ちも分かるけど。









「父さんが東京に転勤する事になって一緒に来たんだ。」








それは、半分本当で半分嘘。






俺が、真弥に会うために、父さんに「東京で勉強したい」って言って、こっちに来たのだ。






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