既に紗英と啓哉は
意気投合したのか、
楽しそうに話している。
彩と遥斗も
少しずつではあるが、
打ち解けている。
龍貴には不思議で
仕方がなかった。
何故出会ったばかりなのに
そんなに気さくに
話す事が出来るのだろうかと。
龍貴は無言で食事を済ませ、
席を立った。
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