拒絶

龍貴はリビングの
ソファに寝かされていた。
それを囲むように
4人が集まっている。
「…それにしても、
さっきの啓哉くん
かっこよかったなぁ。
何で解ったの?」
紗英が言った。
「弟と同じ症状だったから
もしかして、と思ったんだ。」
「そっか、弟さんが…。」
「気にするな。
今は治ってるから。」
「そうなの?良かった…。」
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