龍貴はしばらくの間
荒い呼吸を繰り返していたが、
やがて落ち着いたのか、
啓哉にもたれかかって眠り始めた。

啓哉は龍貴を部屋に運んだ後、
龍貴の父親に連絡をし、
医者を呼んだ。
やはり2日連続で
発作を起こしているので、
専門的な診察が
必要だと判断したのだ。
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