絆
すると、啓哉が言った。
「お前はそれでいいのか?
また逃げるんだな。
しょうがないで片付けて、
人を遠ざけて。」
龍貴はそれに対抗しようと
再び立ち上がる。
「…だってしょうがないだろ!?
俺が病気なのは変わんないし、
どうあがいても
どうしようもないんだから!!
俺だって悔しいよ!!
仲良くなろうと頑張ったって、
病気が邪魔するし、
回復したらまた距離が開いてる。
…もうたくさんだ。」
龍貴はいつの間にか泣いていた。
「お前はそれでいいのか?
また逃げるんだな。
しょうがないで片付けて、
人を遠ざけて。」
龍貴はそれに対抗しようと
再び立ち上がる。
「…だってしょうがないだろ!?
俺が病気なのは変わんないし、
どうあがいても
どうしようもないんだから!!
俺だって悔しいよ!!
仲良くなろうと頑張ったって、
病気が邪魔するし、
回復したらまた距離が開いてる。
…もうたくさんだ。」
龍貴はいつの間にか泣いていた。