「…なぁ、龍。
俺たちが何でここに
集まったか解るか?」
首を振る龍貴。
「少しでもお前に
興味を持ったからに
決まってんだろ!
それ以外に何があんだよ。
…夜、皆が集まったら、
全てを皆に話せ。
隠さず全部だ。いいな?」
「解った…話すよ。」
龍貴は観念したように
そう言うと、
力なく椅子に座る。
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