それからテーブルに
伏せて眠り始めた。
朝から限度いっぱいの
体力をフルに使って、
力尽きたのだろう。
「お前はもうちょい
力の使い方と加減を
勉強しろよ。
すぐスタミナ切れんだから。」
ぶつぶつ言いながらも、
啓哉は龍貴を起こそうと揺する。
だが、龍貴が
目を覚ます事は無く、
啓哉は重いと文句を
言いながら
龍貴を部屋へ運んだ。
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