すると啓哉は、
考えていた台詞を口にした。
「咲…こんな俺だけど
結婚してくれますか?」
「嘘…嬉しい!!」
「嘘じゃないよ。」
「ありがとう、啓哉。
私でよければ、喜んで。」
こうして2人は晴れて
夫婦になる事となった。
この先に、どんな困難が
待ち受けていようとも。
2人なら、
乗り越えていける
はずだと確信していた。
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