最悪な私を最高の君に

醜い私


私の前でとても仲良く話す君と可愛い女の子



私が、あまり喋らないからいけなかったのかな…

ずっとその子と楽しそうだったね



その子に彼氏がいることも
趣味が一緒だから、話が進むってことも


わかってた



でも、すごい居づらかった


私なんか、ここにいる意味ない

邪魔なんじゃないのかなって


そう思ったら話をふられても、なかなか笑顔を作ることができなかった


ごめんね


最悪だよね
こんな奴…



なんで私ここにいるんだろう
って思うと涙が出てきた


すぐぬぐったのに

たった一粒だけだったのに

君はその子の方を見てたはずなのに…



なんで気づいちゃうの?


すぐに

どうした?

って


すごい心配そうな顔して


私は気づかれたことがショックだったんだよ


君に迷惑はかけたくないから



だから気づかなければよかったのに…


なんでたった一粒の涙に君は気づいたの?


ずるいよ
期待しちゃうから


私馬鹿だから

大切な人に涙なんて見せたくなかった

迷惑でしょ


全部1人で抱え込めるから



私の心配なんてしないで


 
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