小悪魔なあいつは年下ボーイ
…………とりあえず、新歓の準備万端になって、生徒会の仕事も一段落。今日で未来くんに送ってもらうのも最後か…



いつもどおり仕事を終えて、未来くんと帰っていた。



夜道が怖い私は今日もおろおろしている。



ガサガサガサッ



「きゃぁ!」
私は物音に驚いて思わず未来くんの腕にしがみついた


「猫だよ、瑞希。ホント、怖がりだなぁ」


「う…」
私は未来くんを見上げた




「お前さ、狙ってんの?」




「え?」



グイッ!ぎゅ…



−え?え?私、抱き締められてる?緊張で頭がおかしくなりそうだった。心臓が爆発しちゃいそう…………



え?待って。もしかして私の心臓の音、聞こえちゃってる?やだ…恥ずかしい…
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