小悪魔なあいつは年下ボーイ
「は!?///」



「えへへー照れてる」
最近、未来は不意打ちに弱いということを知った。攻めのタイプは守りに弱いのね。いつもドキドキさせられてるからお返し



「こら、こんなところでいちゃつくな」



「あ、竜也くん。おはよー」
竜也くんとも随分話すようになった


「瑞希ちゃん、おはよう」
いつのまにか、先輩も敬語もなくなってるけど…。先輩の威厳ないんかな…笑



「そいえば今日一年に転校生くるらしいよ」



「こんな時期に?まだ一年って、1ヶ月しかたってないじゃん」



「なんでも急な親の転勤らしいよ」



「へー、やっと慣れてきたところだろうに、かわいそうに。未来、同じクラスだったら友達になってあげなよー?」
私は少し先輩ヅラしてみた


「ふーん、いいの?」


「え?」



「女だろ?」



「もちろん」


「え?え?」


「竜也の情報なんて男の話なんかあるわけないだろ。友達になればいいのね?先輩」
未来がニヤニヤしていった



「未来のばかー!」



「さっきのお返しだよ、ばぁか」


やられたぁ…
< 47 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop