小悪魔なあいつは年下ボーイ
竜也が俺の方をみたが、俺は唖然としていた


「あれ?もしかして未来?」


「あ、ああ…」
話し掛けてくんなよ…


「きゃぁ!久しぶりぃ!」


「まぁ、久しぶりなのはわかるが、ホームルーム始めたいから、とりあえずあとにしてもらえるかな?」


「あ、はぁい」
担任、ナイス!…と思ったのはつかの間


「あ、じゃあ、今日の放課後、三条、お前学校案内してやれ」



「はぁ!?」
帰りは瑞希と帰るし!


「じゃあ、俺がかわってやるよ」


「俺も、俺も!」
次々と変わろうとする男たち。
お前ら、魂胆わかりすぎ…



「んー…みんなの気持ち、嬉しいけど、知り合いの方が気、使わずにいろいろ聞けるから、未来に頼むね」
愛理は笑顔でいった



−こいつ…かわってねぇな…
「俺、無理だから」



「えー!なんで?」



「…どうでもいいだろ」



「ぢゃぁ、俺が案内するよ、愛理」竜也がいった


「あれ?竜也?じゃぁ…お願いしようかな」
愛理は渋々席についた


「じゃ、じゃあ、ホームルームはじめるな。……………………………………。」




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