EXIt
 テレビを見ながら、色々と考えていたが、何も浮かばない。

 はつみのカレに会うしかないのだ。『レベル1』にいるといいが、『レベル2か3』だとあの鉄格子の中で、我慢が必要だ。

 悪臭に耐えられるかも心配だ。

 疑問だらけで、政府も知っているのに隠しているのも解せない。

 歯無はシャワーを浴び、服に着替えた。

 歯無は急に空腹を感じたので、冷凍食品をレンジで温めて食べた。

 準備は出来た。

 もうそろそろ、二時だ。

 歯無は満腹感でウトウトした。

 ドンドンドン!

 と、玄関のドアを叩く音がした。
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