EXIt
歯無の年齢よりも十才も年上なのに、無邪気な子供のようで、気持ち悪くもあり、関わることを拒否しようと、チャーハンをまた口に運んだ。
「ところでお主、見たことない顔だな。新入りだな。答えなくてもいい。お腹が空いているんだろう。食べながらでいいから聞きなさい。退屈かもしれんが、我慢しなさい。そうすれば、レベル3に行けて、あとは幸せな日々が待っておる!」
歯無は手を止め、語野字を見た。
「レベル3は幸せなのですか?」
「決まっとるだろ! 働かなくいいんだぞ。私の年齢では仕事など限られておる。何の心配もいらんのだ」
「行ったことあるんですか?」
「ないが、幸せだ。現に今だって、好きなだけ食べ物を食べられるじゃないか!」
「ところでお主、見たことない顔だな。新入りだな。答えなくてもいい。お腹が空いているんだろう。食べながらでいいから聞きなさい。退屈かもしれんが、我慢しなさい。そうすれば、レベル3に行けて、あとは幸せな日々が待っておる!」
歯無は手を止め、語野字を見た。
「レベル3は幸せなのですか?」
「決まっとるだろ! 働かなくいいんだぞ。私の年齢では仕事など限られておる。何の心配もいらんのだ」
「行ったことあるんですか?」
「ないが、幸せだ。現に今だって、好きなだけ食べ物を食べられるじゃないか!」