a little memory━恋人編━
英咲士君は私を真っ赤にさせるのが好きなのか?


「可愛い彼女を可愛い言うんは当たり前やろ?」


可愛い彼女って何か照れる英咲士君は私の最高の彼氏だよ*


「うん…そっか。」


「特にお子ちゃまな所が☆」


前言撤回!!最高の彼氏じゃ無い!!ちょっと難有り彼氏です。



「も〜お子ちゃまじゃ無いもん!!」


「あれ?何か前にもこんな事有った?」


「えっ?!有ったよ何回か…」

「ちょっと思い出した…。」


英咲士君は今も全部の記憶じゃ無いけど記憶が無い部分が有る為たまに思い出すのだ。


私とのやりとりで思い出すのが多いのは忘れてるのが私との記憶だから。



でも無理に思い出して欲しくないし…前と同じで英咲士君と恋人だから不満は無い。


ちょっと淋しくなる時も有る。


だって英咲士君の記憶には私との思い出が足りないから…。



でも英咲士君はそういうのも理解してくれてる。


だから淋しいと私が感じたら何も言わずに抱き締めてくれる。



そういう所好きだなぁ…。





.
< 2 / 53 >

この作品をシェア

pagetop