a little memory━恋人編━
この人が母親で隣が父親。

その近くで泣き声で私に話し掛ける人が姉とその旦那


そして私の近くで立っている男性…。


「あなた誰?」


「俺?俺は…英咲士って言って真苺の…その…」


ハッキリしない男…。


「好きな人…だと思う。」


「はぁ///?!私が…?」


マジ…?かなり年上だろ?聞くと私は二十歳だし歳の差13歳…。


有り得ない!!年上好きだったのか?!


「でも真苺は諦めかけてたわよ!!叶わないって…」


「…何であなたは病院に来てるの?私の片思いじゃ無いの?」


「妹だから…。」


妹?妹だから…?


「俺は真苺の兄貴でも有る」




えっ…?!



私達兄妹?


待った!!思考回路がパンクした…。



「ちょっとまだしんどいから休ませて…。」


「そうね…急に言われてもパニックになるわよね…また来るわね…。」



シーンとする病室…。


一部とか先生は言ったけど…全て分かんないよ…。


誰の顔見ても思い出せないよ…このままなのかな?



「真苺…」


「まだ居たの?」


「ビックリさせたよな…?」

「まぁ…ちょっとは…」






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