a little memory━恋人編━
ワガママGIRL♪
「だめだぁ…υ」
TV見ても本読んでもケータイ見ても外眺めても暇過ぎて死にそう…υ
てか…夕方になると英咲士君が来ないのに今日こそ来るんじゃないか?って待ってる自分が居る…。
「真苺何か必要な物有る?」
お母さん…英咲士君が欲しいです!!
なんて口が裂けても言えないな…υ
「退屈しのぎ出来る物が欲しいかな…?」
「そう…じゃあ本は?もしくはCDとか…。」
なるほど…。
「じゃあCD聞きたいな…」
「じゃあ明日持って来るわ」
母も帰り病室は一気にシーンとして早く家に帰りたくなる。
場所も形も覚えてないけどね…。
「真苺さん最近御飯よく残しますね…どうかしましたか?」
「あんまり美味しくないからじゃないですか?」
「うーん困ったなぁ…υ」
英咲士君が来なくなって5日私は周りに当たる様になってた。
「まぁお家に帰ったら美味しい御飯になるから今より食べれると思うし大丈夫ですね…。」
「えっ?」
「来週には退院出来ますよ」
「えっ…?」
嬉しいはずの退院が少し悲しかった。
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