それでも君を。


そんな日々を繰り返してもう6月になっていた。

あたしたちは告白しようか悩んでいた。


もし、
杏奈と好きな人がかぶっていなかったら

きっとあの人のことをこんなに好きになることは


なかったでしょう。


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