魔念村殺人事件
『山岸商店』に入ると、白髪まじりのおじさんが、レジの後ろにある、部屋の入り口らしきところに座って、新聞を読んでいる姿が見えた。
「いらっしゃい。今日は、珍しく若者が続々と来る日なんだなぁ」
おじさんは陸達に気付き、新聞から視線をこちらに向けた。
「おじさん、若者が続々と来るって、俺達の前にも来たってことですよね?」
陸がすかさず訊くと、おじさんは皺だらけの顔で笑った。
「そうそう。君達の前に来たのは同じ男の二人組み。だけどその前は女三人組だったなぁ」
「いらっしゃい。今日は、珍しく若者が続々と来る日なんだなぁ」
おじさんは陸達に気付き、新聞から視線をこちらに向けた。
「おじさん、若者が続々と来るって、俺達の前にも来たってことですよね?」
陸がすかさず訊くと、おじさんは皺だらけの顔で笑った。
「そうそう。君達の前に来たのは同じ男の二人組み。だけどその前は女三人組だったなぁ」