気まぐれ王子様と甘い恋《番外編》
キミとの時間
藍-side
―中学2年生―
今年もまた詩音、圭吾、私は同じクラスになれた。
だから去年と変らず、楽しい時間を過ごしている
「藍ちゃん♪今日放課後に私の家に来る?」
「え!いいの?」
「うん!いいよ
だって友だちでしょ♪」
詩音はまた笑顔を私に向けてくれる。
詩音、アンタだけだよ?
私を自分の家に誘ってくれたのは………
「えぇぇぇー藍いいなぁ……
俺、部活あるから行けねぇーじゃん(泣)」