気まぐれ王子様と甘い恋《番外編》
当たり前じゃない…。
「詩音とはまだ“友だち”でいたいから」
「わかってる。」
「それより、いつから気付いてたんだよ!?」
圭吾は立ち上がり私の席の机にバン!と手をついた。
「最近?かな…
圭吾が詩音に対する接し方が皆とは違うから」
「俺ってそんなにわかりやすい?」
「バカだからね(笑)」
圭吾は詩音に優しくて嫌われないようにしていて、詩音に笑顔を見せてることぐらい、こんな私にも分かる…