気まぐれ王子様と甘い恋《番外編》

圭吾は優しく微笑んだ。



「私たちがケンカできるのは詩音がいるからなんだよね」


「そうだな…」




…ガラッ!


「おまたせー藍ちゃん
あれっ…圭吾?」



詩音が委員会を終えて教室にやってきた。


「…じゃぁ俺はそろそろ部活行くとしますか♪
詩音、藍、また明日な☆」



圭吾は私と詩音に手を振り部活へと行ってしまった。



「ごめんねー藍ちゃん待ったよね?」


「ううん。大丈夫だよ圭吾と喋ってたから」




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